バイオディーゼル燃料(Bio diesel fuel)とは、植物油(日本では廃食用油)を原料に、メタノールと反応させることでメチルエステル化し、グリセリンを取り除いた、ディーゼルエンジン用の液体燃料(軽油代替燃料)です。
ディーゼルエンジンは19世紀末に発明されたとき、もともとはピーナッツ油を燃料としていました。つまりバイオディーゼル燃料です。その後、化石燃料である軽油を燃料とするエンジンとして普及してきましたが、環境問題が深刻となった今、再びバイオディーゼル燃料が注目されるようになりました。